南アフリカ共和国 国別特設「理数科教員養成者」研修コース (平成10年度~)
南アフリカ共和国 理数科教員養成者研修
研修コース名等
和文 南アフリカ共和国理数科教員養成者研修
英文 In-Service Teacher Education and Training in Science and
Mathematics for The Republic of South Africa
(2)設置年度 平成10(1998)年度
(3)研修期間:
a.全体受入期間:平成12年10月30日-平成12年12月10日
b.技術研修期間:平成12年11月 6日-平成12年12月 8日
・広島大学
(11月6日-11月17日)
・鳴門教育大学 (11月20日-12月8日)
(4)定員 9名(平成12年度は10名)
(5)実施機関
1)広島大学教育開発国際協力研究センター
2)鳴門教育大学
3)国際協力事業団 中国国際センター
コース設置の背景
南アフリカ共和国(以下「南ア」と記述)の教育はアパルトヘイト政策の下で人種・民族別に複数設置された教育行政機関によって、国のみならず州のレベルにあってもそれぞれに異なった政策が実施されてきた。しかしながら1994年のマンデラ新政権の発足によりアパルトヘイト体制に終止符を打ち民族の融和と協調に基づく新国家建設の構築に乗り出している。マンデラ政権は「開発復興計画(RDF)」で黒人貧困層を中心とした生活水準の向上、人種間格差の是正を目指しており、全国民に対する同等な教育機会の保証は最優先課題の一つになっている。1995年には教育政策の基本的方針をまとめた「教育・訓練白書(White
Paper on Education and training)」とその実施を教育資格の体系化により制度的に裏打ちする「国家資格基準(National Qualifications
Framework)」を公布するなど積極的にこの課題に取り組んでおり、1997年には成果ベースの教育という新しい理念に基づく教育理念「Curriculum
2005」を公表し、新しい教育行政・学校法とともに多くの教育施策やプログラムが中央教育省から打ち出されている。
他方、その実施に必要な予算措置は極めて不十分で、かつ施策実施の具体的ガイドラインを作成し、その実施を管理できる人材が圧倒的に不足しているため、アパルトヘイトの遺産といわれる「教育における不平等」の改善は難航しているのが現状である。特に、その傾向は理数科教育において顕著であり、自然科学系の科目にみられる異人種間での大きな能力差については多くの報告書等が指摘しているところである。
南アではアパルトヘイト期に非白人を理数科教育から遠ざけていた経緯があり、現職教員の多くが学校教育段階で十分な理数科教育を受けておらず、教員総数としては十分以上が確保されているにも関わらず、殆どが文系教員であるために理数科教員が圧倒的に不足している。また、多数の無資格教員の存在もあり、現在唱えられている「平等な教育」の実施や「教える教育から学ぶ教育へ」の転換が困難となっている。
このような状況に対して、多くの州で教職課程に進む新規学生数を制限すると共に、教師が不足している理数科目の専攻を奨励する施策を導入しており、平行して現職教員の研修(In-Service
Training)の整備も図られている。
このように、南ア各州において、現職教員研修事業の展開が求められており、現在国家レベルで整備されている「Curriculum
2005」を具体的にどのように州レベル・各学校レベルで対応していくかが大きな課題になっている。前述の通り各教員の能力は様々であり、資格を有してはいるが能力が不足している教員から無資格の教員まで存在している。このような教員に対し具体的にどのような研修プログラムを計画・実施するか、更にそのインストラクターをどのように養成するかが課題である。
以上の背景の下、南アフリカ共和国の要請に基づき、平成10年度に中等理数科教員の研修を実施するインストラクターを対象にした研修コースが開設された。
(2)研修実施に係る経緯(専門家派遣事業との連携)
本研修については、上記背景のもと我が国の教育分野の協力重点州であるムプマランガ州・イースタンケープ州・ノーザン州・クワズルナタール州を中心に広く「現職教員養成に携わる者」を対象とするよう想定されていたが、同時期に計画されていた専門家派遣事業による中等理数科教員研修支援との連携による効果的・効率的な技術協力の実施をはかるため、平成11年度より正式に研修対象をムプマランガ州に限定することとなった。
ムプマランガ州では、1996年2月に同州と英国との間で結ばれた協定に基づいて、小学校教員の研修事業(Mupumalanga Primary School Initiative:
MPSI)がスタートしており、NGO・地方教育省と共同で3ヵ年で1,600人の小学校教員に対して英語・数学・理科・技術科目の再研修を行っている。しかしながら、中等学校教員の再研修については未だ整備されていないことから、特にこの分野について、わが国に対して協力が要請された。
なお、本研修及び専門家派遣事業については、広島大学・鳴門教育大学が中心になって協力を行っている。広島大学教育開発国際協力研究センターは開発途上国に対する教育分野での国際協力について実践的な観点から研究・開発を行うとともに、大学を中心とした国内外のネットワークを形成し、その拠点的機能を果たすことを目的として設立されたもので、海外での研究や国際的な研修事業の経験を有する教職員も多いことから、本コース前半部分に対して計画・実施することとなった。
また、鳴門教育大学は主として現職教員に高度の研究・研鑽の機会を確保する大学院と初等教育教員・中学校教員の養成を行う学部を有し、学校教育に関する理論的、実践的な教育研究を進める「教員のための大学」という構想のもとに設立された大学であり、これまでの研究・教育実績を活用し、我が国の教員養成制度・現職教員研修制度を紹介すると共に、それらの効果的な実施について指導助言を行うことを目的とした本コースの後半部分を計画・実施することとなった。
コースの目的・到達目標
南アフリカ共和国ムプマランガ州における現職中等理数科教員の研修計画を策定する。
(2)到達目標
1)日本の教育分野における経験や現状等について理解する。
1. 日本の教育制度(歴史及び現状)について理解する。
2.
カリキュラム開発・改善に関する日本の経験について理解する。
3. 現職教員研修制度の仕組み及び実践内容について理解する。
2)上記1)を参考にムプマランガ州における現職教員研修計画を策定する。
1. 現職中等理数科教員研修の年間計画を策定する。
2.
現職中等理数科教員研修の実施体制を検討する。
3. 現職中等理数科教員研修の実施内容を明確にする。
4. 現職中等理数科教員研修で使用するトレーニング・モジュールを作成する。
研修方法
(2)
本研修に際しては、新しい知識・経験の習得に留まらず、帰国後の現職教員研修計画を立案することが成果として期待されている。従って、研修の中では研修員同士の討議をできるだけ実施し、その結果に対する技術的・専門的な助言・指導を行うようにする。
(3) 研修は英語もしくは必要に応じて日本語を適宜英語に通訳して実施する。
研修の流れ
研修員は来日前に、プロジェクトが実施するオリエンテーションを受講し、日本で研修する内容を理解するとともに、各人が日本で何を学ぶのか、またその成果を帰国後にどのように生かすかを明確にする。
(2)ブリーフィング・ジェネラルオリエンテーション
来日事務手続き、滞在諸手当の支給及び日常生活の一般留意事項についてのブリーフィングと、日本滞在中の必要知識として、日本事情の紹介を中心としたジェネラルオリエンテーションを実施する。
(3)日本語研修
日常生活や、学校訪問時で簡単なやり取りが出来るよう、第1週に日本語研修を行う(ジェネラルオリエンテーション実施後の夕刻)。
(4)技術研修
技術研修は集団研修、グループ別研修から構成されている。
1)集団研修
集団研修は「日本の教育制度や現状」と「日本の教育分野協力の現状」を知り、それらの知識に基づき南ア国における教育の現状を明らかにするとともに、南ア国における各自の役割を理解することを目的に実施される。
研修は広島大学での講義を中心に実施され、後半に東京で文部省・国際協力事業団を訪問し、討議・視察を中心に研修を行う(各科目の内容については表1を参照)。
2)グループ別研修
グループ別研修は算数・数学科グループと理科グループに分かれて実施する。各科目の内容については表1を参照。
科目名 | 実施日 | 種別 | 目 的 | 内 容 | 担 当 | ||
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広 島 大 学 | 共通 | 広島プログラムの概要説明 | 11/6 | 講義 | 広島滞在中の研修目的・内容の理解及び予定成果物の作成についての確認。 | 研修プログラムの説明。質疑応答。 | 長尾 眞文 |
日本の教育開発経験と国際教育協力 | 11/6 | 講義 | 日本の教育開発の経験について理解させるとともに、その国際教育協力への活用の可能性(特に南アへの適用)について考える。 | 日本の教育開発経験と特徴について概観し、それに基づく国際教育協力の可能性について南アに対する理数科教育協力事業を例に説明する。質疑応答。 | 長尾 眞文 | ||
日本の学校教育:カリキュラムの視点から | 11/6 | 講義 | 日本の学校教育の発展過程におけるカリキュラム開発との取り組みについて理解する。 | 日本の学校教育の歴史的展開とカリキュラム開発の考え方の変遷及び開発・実施手法を概観し、理数科教育を中心にその現状と課題について説明する。質疑応答。 | 石坂 和夫 | ||
日本の学校教育:教員制度の視点から | 11/7 | 講義 | 日本の教員養成・現職教員研修の仕組み及び教員の任用、地位、勤務条件等に関する実状について理解する。 | 日本の教員像および教員養成、教員免許、現職教員研修の制度について概観し、特に任用、配置、勤務条件(給与等)における特徴的な点について説明する。質疑応答。 | 田畑 佳則 | ||
MSSIプロジェクトの現状とCIチームの課題 | 11/7 | 演習 | MSSIプロジェクトの現状を理解するとともに、CIチームがグループとして取り組むべき課題について認識する。 | MSSIプロジェクトの初年度の経過について説明した後で、CIチームの役割・課題について議論する。 | MSSIコーディネーター 長尾 眞文 |
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日本の理科教育カリキュラム | 11/8 | 講義 | 日本の理科教育カリキュラムの展開過程とその背後にある考え方およびその成果と課題について理解する。 | 戦後日本の理科カリキュラムに関する考え方と内容の変遷およびカリキュラム実施上の工夫(社会・生活関連学習等)とその成果について説明する。質疑応答。 | 清水 欽也 | ||
現職教員研修制度とプログラム 算数・数学科の現職研修 |
11/8 | 講義 視察 |
日本の県レベルの現職教員研修の仕組みと施設の運用について講義と視察を通して理解する。 | 現職教員研修制度の仕組みの説明、県教育センターの施設の視察、算数・数学科の現職教員研修の実例的紹介。質疑応答。 | 加来 友美江 諸藤 孝則 (広島県教育センター) |
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地方教育委員会の指導主事の役割 | 11/9 | 講義 | 日本の地方教育委員会の指導主事の役割、特に学校レベルの現職教員研修支援の役割について理解する。 | 地方教育委員会における指導主事の立場、責任範囲と権限、教育委員会と学校関係における指導主事の役割、指導主事の日常業務、学校レベルの現職教員研修活動支援方法等について実際の事例を引用しつつ説明。質疑応答。 | 津森 毅 (東広島市教育委員会) |
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日本の数学教育カリキュラム | 11/9 | 講義 | 日本の数学教育カリキュラムの展開過程とその背後にある考え方およびその成果と課題について理解する。 | ・日本の戦後からの数学教育カリキュラムの変遷 ・カリキュラムの変遷に伴って現職教員研修が県・学校レベルでどのように行われてきたか。 |
吉田 稔 (信州大学) |
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学校訪問:理数科授業と教員による校内研修の視察 | 11/10 | 視察 | 日本の中学校における理数科授業の実態および教員による学校レベルの自主的研修活動のあり方について理解する。 | 理科・数学の授業参観、校長との対話、給食・HR時間の生徒との交流、数学教員によるチーム・ティーチング研修会準備作業の視察。 | 高美が丘中学校 | ||
日本の理数科教育の基本方針 | 11/13 | 講義 | 文部省の理数科教育の現状の認識と基本方針について理解する。 | 文部省のカリキュラム作成・実施上の一般的役割、理数科教育の現状認識と基本方針について説明。質疑応答。 | 文部省 | ||
JICAが実施する教育分野協力 | 11/13 | 講義 | ガーナ理数科教員訓練プロジェクトの事例を通してJICAの教育協力の方針と概要について知り、各プログラムが対象国の事情に対応していることを理解する。 | 教育分野協力の概要説明。ガーナ理数科教員訓練プロジェクトの紹介。南ア理数科教員再訓練プロジェクトとの比較。質疑応答。 | JICA アフリカ課 |
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日本の教育開発の経験:総括講義 | 11/14 | 講義 | 日本の教育政策と制度が歴史的にどのように展開してきたのか(特にその展開が社会の持つ教育者・教員像の形成とどう結びついているのか)について理解する。 | 日本の教育開発の経験(教育政策・制度の展開)、教育者像・教員像の形成、現代的課題について総括的に説明する。質疑応答。 | 潮木 守一 (武蔵野女子大学) |
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日本とアフリカの高校の理数科実験交流 | 11/14 | 講義 | 日本とアフリカ理数科実験をテーマとする高校交流の事例とその意味について理解する。 | 日本の実業高校とガーナ、ケニアの高校の生徒が理数科実験を共通理解の媒体として交流するアフリカ・グローバルリンク・プロジェクトの紹介。質疑応答。 | 遠藤 晋 (神奈川県商工高校) |
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中学校理数科主任研修計画の大枠作成 | 11/16 11/17 |
演習 | 研修計画の大枠を作成する。 | グループ作業 | MSSIコーディネーター 長尾 眞文 |
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中学校理数科主任研修計画の大枠作成:総括と報告 | 11/17 | 演習 | 研修計画の大枠作成の作業を総括し報告する | 広島プログラムの総括と作業結果報告 | |||
鳴門教育大学 | 共通 | 南アの授業と日本の授業の比較 (第3回ワークショップをもとに) |
11/20 | 演習 | 南アの授業と日本授業の比較を行い、日本の授業のどの部分を南アに導入すれば、南アの授業改善が可能かを明らかにする。 | 第3回地区別ワークショップ期間中に収録した南アの中学校の授業ビデオをもとに、南アCI自ら、問題点を洗い出し、日本の授業と比較し、南アに、日本の授業のどの部分を導入すべきかを議論する。 | 奥村・松岡・ 香西・小野・ 西岡・山下・ 赤川 |
附属中学校 授業見学・授業研究 | 11/21 | 視察 | 前日の比較を受けて、中学校で理科・数学の授業見学で、前日の比較結果を確認する。 | 前日の南アの授業と日本の授業の比較を受けて、実際に授業見学・また附属学校の教官の参加を得て、授業研究を行う。 | 附属中学校、 服部・香西・ 喜多・小野・ 西岡・山下 |
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地学巡検 | 11/23 | 演習 | 鳴門周辺の地層について地学巡検を行う。 | 鳴門周辺の地層について地学巡検を行い、翌日の「大地と変化」のための観察とする。 | 小澤 大成 | ||
鳴門教育大学学校教育学部附属小学校訪問 | 11/27 | 演習 | 小学校での算数・理科の授業を見学すると同時に、その授業者と授業について、議論する。 | 日本の小学校の授業見学と授業研究 | 附属小学校、 服部・香西・ 喜多・小野・ 西岡・山下 |
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徳島県教育委員会訪問 | 11/28 | 講義 | 県教育委員会が、中学校・高校の数学・理科の教師に対して教科研修をどのように実施しているかを講じる。 | 県教育委員会が実施している教科研修の実際 | 教育長・学校教育課、 服部・香西・ 喜多・小野・ 西岡・山下 |
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徳島県教育研修センター訪問 | 11/28 | 講義 演習 |
県の教育委員会での講義を受けて、現職教員の教科研修の実施期間である教育研修センターで、その教科研修の実際を講義する。教育研修センターは、さらに、教材開発もその用務であるので、その教材を実習する。 | 教育研修センターの役割(教科研修と教材開発) | 教育研修センター、
服部・香西・ |
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鳴門第二中学校訪問 | 11/30 | 演習 | 授業見学・授業実践並びに授業研究を行う。 | 数学の授業見学(3年生) 南ア数学CIによる数学の授業(1年生) 理科の授業見学(2年生) 南ア理科CIによる理科の授業(2年生) 給食、校内研修、授業研究 |
鳴門市立第二中学校、 服部・香西・ 喜多・小野・ 西岡・山下 |
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ベースライン調査結果報告 | 12/5 | 講議討議 | 本年度実施したベースライン調査の結果に就いて報告すると共に本報告に基づき討議を行う | 結果報告
討議 |
松岡 隆 香西 武 |
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第1回ワークショップの計画とその予行 | 12/7 | 演習 | 2?3月に南アで行われるワークショップ案を策定する。 | 演習 | CI・理科・数学の担当教官 小野・西岡・山下 |
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成果報告会 | 12/8 | 演習 | 日本研修の成果を報告する。 | 発表 | CI・理科・数学の担当教官 小野・西岡・山下 |
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図形についての基礎的内容 | 11/22 午前 |
講義 | 図形についての基礎的内容を理解する。 | 南アにおける新しい見本教科書の中で扱われている図形の敷き詰め(テセレーション)等を取り上げ、そのねらいと教材について考察する。 | 松岡 隆 | ||
数学 | 数・図形におけるパターンについての基礎的内容 | 11/22 午後 |
講義 | 数・図形におけるパターンに関する基礎的内容を講義する。 | 日本の中学校教科書の中で教材として取り上げられている「数字で遊ぼう」、「マッチ棒は何本?」、「牧場の牛」、「円の中心はどこに?」などを紹介し、数と図形のパターンについて考察する。 | 小林 滋 | |
中学校における数学教育の実際1 | 11/24 午前 |
講義 | 中学校における数学教育の実際に関する内容を理解する。 | 中学校3年で扱う単元「円」の中の「円周角と中心角」についての授業の実際を紹介し、その指導のポイントと留意事項について考察する。 | 志牟田 圭一 | ||
立体に関する基礎的内容 | 11/24
午後 |
講義 | 立体に関する基礎的内容を理解する。 | 日本における立体の学習内容の基礎を紹介するとともに、球の表面積、体積についての教具を紹介し、実際にそれを使って求積公式を導く。 | 成川 公昭 | ||
数の歴史及び角(三角比)に関する基礎的内容 | 11/29 午前 |
講義 | 数の歴史および角(三角比)に関する基礎的内容を理解する。 | 数の歴史について概観し、午後の数(記数法他)に関連づける。また図形と相似の観点から図形の性質について扱い、縮図との関連で角度についても考察する。 | 湯谷 洋 | ||
数(記数法他)に関する基礎的内容 | 11/29 午後 |
講義 | 数(記数法他)に関する基礎的内容を理解する。 | 位取り記数法の考え方について、十進法を中心に五進法・二進法の考え方と表記のしかたを取り上げる。またそれらの記数法における簡単な計算についても取り上げる。 | 丸林 英俊 | ||
中学校における数学教育の実際2 | 12/1 午前 |
講義 | 中学校における数学教育の実際に関する内容を理解する。 | 中学校における教材開発の事例を取り上げ、そのポイントと留意事項について考察する。事例として「さおばかりを作る」、「カメラのファインダーをのぞいてみよう」、「ひし形12面体の不思議」、「縄を用いた正方形の作図」を取り上げる。 | 金児 正史 | ||
数学:確率に関する基礎的な内容 | 12/1 午後 |
講義 | 確率に関する基礎的な内容を理解する。 | 中学校の教材を取り上げながら「確率の意味」、「確率の求め方」について考察する。このとき「統計的確率」と「数学的確率」の意味についても考察する。 | 村田 博 | ||
教材化のための考え方と方法 | 12/4 | 演習 | 教材化のためのグループ活動を行う。 | 構造的思考・コンセプトマップの立場から具体的な教材化の考え方と方法について考察する。 文章題と問題解決の指導のポイントと留意事項について考察する。 |
齋藤・服部 | ||
数学セッション作り | 12/5,6 | 演習 | 担当CIが、本学での研修を地区別HODワークショップの数学セッションにまとめる。 | 数学セッション作り | CI・数学教官 | ||
理科 | 化学変化と原子 | 11/22 | 演習 | 「化学変化と原子」ならびに化学分野の総合学習に関する教材と授業での活用を演習する。 | 日本の中学校の教科書での「化学変化と原子」の単元の取り扱いと教材を演習し、授業でどう生かすかを指導書を参考に議論する。また、化学分野の総合学習についても紹介し、その教材と指導案を議論する。 | 近森 憲助 喜多 雅一 |
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理科授業論 | 11/24
午前 |
講義 | 理科の授業における教材の位置づけ・活用について論じる。 | 授業の組み立ての戦略(内容・技能)、事例としてEcosystemを取り上げる。 | 渡邊 (愛媛大学) |
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大地と変化 | 11/24 午後 |
演習 | 「大地と変化」に関する教材と授業での活用を演習する。 | 日本の中学校の教科書での「大地と変化」の単元の取り扱いと教材を演習し、授業でどう生かすかを指導書を参考に議論する。 | 村田 守 香西 武 小野 由美子 |
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電流とその性質 | 11/29 | 演習 | 「電流とその性質」に関する教材と授業での活用を演習する。 | 日本の中学校の教科書での「電流とその性質」の単元の取り扱いと教材を演習し、授業でどう生かすかを指導書を参考に議論する。 | 跡部 鉱三 本田 亮 山下 博美 |
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地球と太陽系 | 12/1 | 演習 | 「地球と太陽系」に関する教材と授業での活用を演習する。 | 日本の中学校の教科書での「地球と太陽系」の単元の取り扱いと教材を演習し、授業でどう生かすかを指導書を参考に議論する。 | 三輪・香西・ 小澤・村田(守) 西村・山下 |
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生物のつながり | 12/4 | 演習 | 「生物のつながり」に関する教材と授業での活用を演習する。 | 日本の中学校の教科書での「生物のつながり」の単元の取り扱いと教材を演習し、授業でどう生かすかを指導書を参考に議論する。 | 清水・米澤・ 佐藤・工藤・ 小汐・山下 |
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理科セッション作り | 12/5,6 | 演習 | 4分野の担当CIが、本学での研修を地区別HODワークショップの理科セッションにまとめる。 | 理科セッション作り | CI・物理・化学・ 生物・地学教室・ 山下 |
月 日 | 曜 | 時 間 | 内 容 | 担 当 | 実施場所 | 宿舎 |
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10月30日 | 月 | 来日 | HIP | |||
31日 | 火 | 9:50-17:00 | ブリーフィング | JICA | HIP | |
11月 1日 | 水 | 9:30-18:00 | オリエンテーション | JICA | ||
2日 | 木 | 10:00-16:45 | オリエンテーション | JICA | ||
17:00-19:00 | 日本語研修 | 熊野 七絵 | ||||
3日 | 金 | 17:00-19:00 | 日本語研修 | 熊野 七絵 | ||
4日 | 土 | 10:00-16:00 | 日本語研修 | 熊野 七絵 | ||
5日 | 日 | 休日 | ||||
6日 | 月 | 9:30-10:30 | 広島プログラムの概要説明 | 長尾 眞文 | CICE | |
10:30-12:00 | 日本の教育開発経験と国際教育協力 | 長尾 眞文 | ||||
13:00-15:30 | 日本の学校教育:カリキュラムの視点 | 石坂 和夫 | ||||
7日 | 火 | 9:30-12:00 | 日本の学校教育:教員制度の視点 | 田畑 佳則 | ||
13:30-16:00 | MSSIプロジェクトの現状とCIチームの課題 | CI | ||||
8日 | 水 | 9:00-11:30 | 日本の理科教育カリキュラム | 清水 欽也 | ||
13:00-16:00 | 教育センターにおける現職教員研修の概要 算数・数学科の現職研修 |
加来 友美江
諸藤 孝則 |
教育センター | |||
9日 | 木 | 9:00-12:00 | 地方教育委員会の指導主事の役割 | 津森 毅 | HIP | |
13:30-16:00 | 日本の数学教育カリキュラム | 吉田 稔(信州大学) | CICE | |||
10日 | 金 | 11:00-16:50 | 学校訪問:理数科授業と教員による校内研修の視察 | 高美が丘中学校 | 東広島市 | |
11日 | 土 | 移動(東広島→東京) | 東京 | |||
12日 | 日 | 休日 | ||||
13日 | 月 | 10:30-12:00 | 日本の理数科教育の基本方針 | 文部省 | 文部省 | |
14:00-16:00 | JICAが実施する教育分野協力 | アフリカ課 | JICA | |||
18:30- | 南アフリカ大使館表敬 | |||||
14日 | 火 | 9:30-12:00 | 日本の教育の史的展開:総括 | 潮木 守一 | JICA | |
13:30-16:30 | 日本とアフリカの高校の理数科実験交流 | 遠藤 晋(神奈川県立商工高校) | JICA | |||
15日 | 水 | 移動(東京→東広島) | HIP | |||
16日 | 木 | 9:30-16:00 | 中学校理数科主任研修計画の大枠の作成 | CICE | ||
17日 | 金 | 9:30-12:00 | 中学校理数科主任研修計画の大枠の作成 | CICE | ||
13:30-16:00 | 中学校理数科主任研修計画の大枠:総括と報告 | CICE | ||||
18日 | 土 | 鳴門 | ||||
19日 | 日 | 移動(東広島→鳴門) | ||||
20日 | 月 | 10:00-10:30 | 日程説明 研修員自己紹介と鳴門教育大学側紹介 |
西村・斉藤 | 鳴門教大 | |
10:30-11:00 | 広島大学研修の報告 | CI | ||||
11:00-12:00 | 日本の文化と習慣 | 小野 | 鳴門教大 | |||
13:00-13:30 | 学長表敬 | 西村 | ||||
13:30-17:00 | 南アの授業と日本の授業の比較
(第3回ワークショップをもとに) |
奥村・松岡・香西・西岡・小野・山下・赤川 | ||||
21日 | 火 | 9:00-12:00 | 附属中学校 授業見学・授業研究 | 服部・香西・喜多・小野・西岡・山下 | 徳島市 | |
14:00-16:00 | グループ別研修 | 服部/香西・喜多 | ||||
16:00-17:00 | 情報処理センターによる自然棟端末の使い方 | 松田 | 鳴門教大 | |||
22日 | 水 | 9:30-17:00 | グループ別研修 | 松岡・小林/近森・喜多 | 鳴門教大 | |
23日 | 木 | 地学巡検を含めた鳴門海峡視察 | 小澤 | 鳴門市 | ||
24日 | 金 | 9:30-17:00 | グループ別研修 | 志牟田・成川/渡邊・香西・小澤・村田・西村 | 鳴門教大 | 徳島 |
移動(鳴門-徳島) | ||||||
25日 | 土 | 藍の館見学 | ||||
26日 | 日 | 移動(徳島-鳴門) | 鳴門 | |||
27日 | 月 | 移動(鳴門-徳島) | ||||
9:30- | 附属小学校視察(グループ別授業参観) | 服部・松岡・香西・近森・喜多・西岡・山下 | 徳島市 | |||
移動(徳島-鳴門) | ||||||
28日 | 火 | 移動(鳴門-徳島) | ||||
10:00-12:00 | 県教育委員会表敬 | 服部・香西・佐藤・本田・喜多・小野・西岡・山下 | 徳島市 | |||
13:00-16:00 | 研修センター訪問・実習(グループ別) | |||||
移動(徳島-鳴門) | ||||||
29日 | 水 | 9:30-17:00 | グループ別研修 | 湯谷・丸林/跡部・本田 | 鳴門教大 | |
30日 | 木 | 8:40-13:40 | 鳴門市立第二中学校での研修 | 服部・香西・喜多/ 小野・西岡・山下 第二中学校教諭 |
鳴門市 | 鳴門 |
13:40-15:30 | 市の教科研究の取組 | 阿部校長、鳴門市教育委員会 | 鳴門市 | |||
15:45-16:35 | 授業研究会 | 松本・西田・藤森 阿部校長・山田教諭 |
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12月1日 | 金 | 9:30-17:00 | グループ別研修 | 村田(博)・金子(正) /三輪・香西・小澤・村田(守)・西村・山下 | 鳴門教大 | |
2日 | 土 | |||||
3日 | 日 | |||||
4日 | 月 | 9:30-17:00 | グループ別研修 | 齋藤・服部/清水・米澤・佐藤・工藤・小汐・山下 | 鳴門教大 | |
5日 | 火 | 9:30-10:30 | Lecture | Prof. Rogan | ||
10:00-11:30 | ベースライン調査結果報告/討議 | 松岡・香西 | 鳴門教大 | |||
13:00-17:00 | グループ別研修 | CI・鳴門教大教官 | 鳴門教大 | |||
6日 | 水 | 9:30-17:00 | グループ別研修 | CI・鳴門教大教官 | 鳴門教大 | |
7日 | 木 | 午前 | ワークショップ全体セッション(合同)の完成 | CI | 鳴門教大 | |
午後 | ワークショップの数学・理科の教科のセッションの完成 | CI | ||||
8日 | 金 | 9:30-11:30 | 成果報告会 | CI | 鳴門教大 | |
11:30-12:00 | 閉講式 | 溝上学長、西村、斉藤、長尾 | 鳴門教大 | |||
9日 | 土 | 移動(鳴門→大阪) | 大阪 | |||
10日 | 日 | 帰国 | ||||
*「グループ別研修」については、別紙各グループ日程参照のこと |
月 日 | 曜 | 時 間 | 内 容 | 担 当 | 実施場所 | 宿舎 |
---|---|---|---|---|---|---|
10月30日 | 月 | 来日 | HIP | |||
| | | | |||||
11月21日 | 火 | 9:00-12:00 | 附属中学校 前日の講義を受けて授業見学・授業研究 |
服部・香西・喜多 小野・西岡・山下 |
徳島市 | 鳴門 |
14:00-16:00 | 鳴門教育大学での研修のOutcomesの確認 | 香西・喜多 | 鳴門教大 | |||
11月22日 | 水 | 9:30-10:00 | reflection | CI | 鳴門教大 | |
10:00-17:00 | 化学変化と原子 | 近森・喜多 | ||||
11月23日 | 木 | 地学巡検を含めた鳴門海峡視察 | 小澤 | 鳴門市 | ||
11月24日 | 金 | 9:30-10:00 | reflection | CI | 鳴門教大 | 徳島 |
10:00-12:00 | 理科授業論 | 愛媛大 渡邊 | ||||
13:00-17:00 | 大地と変化 | 香西・小澤 村田守・西村 |
||||
移動(鳴門?徳島) | ||||||
11月25日 | 土 | 藍の館見学 | ||||
11月26日 | 日 | 移動(徳島?鳴門) | 鳴門 | |||
11月27日 | 月 | 9:30- | 附属小学校(理科の授業参観) | 服部・香西・喜多 小野・西岡・山下 |
徳島市 | |
11月28日 | 火 | 10:00-12:00 | 県教育委員会表敬 | 徳島市 | ||
13:00-16:00 | 研修センター訪問並びに実習(理科) | 服部・香西・喜多 小野・西岡・山下 |
||||
11月29日 | 水 | 9:30-10:00 | reflection | CI | 鳴門教大 | |
10:00-17:00 | 電流とその性質 | 跡部・本田 | ||||
11月30日 | 木 | 8:20-17:00 | 鳴門市立第二中学校(理科授業参観) CIによる理科の授業 授業研究会 |
服部・香西・喜多 小野・西岡・山下 CI・第二中学校教諭 鳴門市教育委員会 |
鳴門市 | |
12月1日 | 金 | 9:30-10:00 | reflection | CI | 鳴門教大 | |
10:00-17:00 | 地球と太陽系 | 三輪・香西・小澤
村田・西村・山下 |
||||
12月2日 | 土 | |||||
12月3日 | 日 | |||||
12月4日 | 月 | 9:30-10:00 | reflection | CI | 鳴門教大 | |
10:00-17:00 | 生物のつながり | 清水・米澤・佐藤 工藤・小汐・山下 |
||||
12月5日 | 火 | 9:30-10:00 | Recture | Prof. Rogan | ||
10:00-12:00 | ベースライン調査の報告と討議 | 松岡・香西 | 鳴門教大 | |||
13:00-17:00 | 教科のセッション | CI・鳴門教大教官 | ||||
12月6日 | 水 | 9:30-17:00 | 教科のセッション | CI・鳴門教大教官 | 鳴門教大 | |
12月7日 | 木 | 午前 | ワークショップの全体セッションの完成 | |||
午後 | ワークショップの理科教科セッションの完成 | CI・鳴門教大教官 | 鳴門教大 | |||
12月8日 | 金 | 9:30-11:30 | 成果報告会 | CI | 鳴門教大 | |
11:30-12:00 | 閉講式 | 溝上学長 西村学部主事 斉藤運営評議員 広大長尾教授 |
鳴門教大 | |||
12月9日 | 土 | 移動(鳴門→大阪) | 大阪 | |||
12月10日 | 日 | 帰国 |
月 日 | 曜 | 時 間 | 内 容 | 担 当 | 実施場所 | 宿舎 |
---|---|---|---|---|---|---|
10月30日 | 月 | 来日 | HIP | |||
| | | | | | ||||
11月21日 | 火 | 9:00-12:00 | 附属中学校 前日の講義を受けて授業見学・授業研究 |
服部・香西・喜多 小野・西岡・山下 |
徳島市 | 鳴門 |
14:00-16:00 | 鳴門教育大学での研修の内容と方法 ((1)(2)(3)についての協議と共通理解) |
服部 勝憲 | 鳴門教大 | |||
22日 | 水 | 9:30-10:00 | reflection | CI | 鳴門教大 | |
10:00-11:30 | 図形についての基礎的内容 | 松岡 隆 | ||||
13:00-14:30 | 数・図形におけるパターンに関する基礎的内容 | 小林 滋 | ||||
14:30-17:00 | (2)(3) | |||||
23日 | 木 | 地学巡検を含めた鳴門海峡視察 | 小澤 | 鳴門市 | ||
24日 | 金 | 9:30-10:00 | reflection | CI | 鳴門教大 | 徳島 |
10:00-11:30 | 中学校における数学教育の実際-(I) | 志牟田 圭一 | ||||
13:00-14:30 | 立体に関する基礎的内容 | 成川 公昭 | ||||
14:30-17:00 | (2)(3) | |||||
移動(鳴門?徳島) | ||||||
25日 | 土 | 藍の館見学 | ||||
26日 | 日 | 移動(徳島?鳴門) | 鳴門 | |||
27日 | 月 | 9:30- | 附属小学校(算数の授業参観) | 服部・松川・香西・近森・喜多・西岡・山下 | 徳島市 | |
28日 | 火 | 10:00-12:00 | 県教育委員会表敬 | 徳島市 | ||
13:00-16:00 | 研修センター訪問並びに実習(数学) | 服部・香西・喜多 小野・西岡・山下 |
||||
29日 | 水 | 9:30-10:00 | reflection | CI | 鳴門教大 | |
10:00-11:30 | 数の歴史及び角(三角形)に関する基礎的内容 | 湯谷 洋 | ||||
13:00-14:30 | 数(記数法他)に関する基礎的内容 | 丸林 英俊 | ||||
14:30-17:00 | (2)(3) | CI | ||||
30日 | 木 | 8:20-17:00 | 鳴門市立第二中学校(数学授業参観) CIによる数学の授業 授業研究会 市の教科研究の取組 |
服部・香西・喜多 小野・西岡・山下 CI・第二中学校教諭 鳴門市教育委員会 |
鳴門市 | |
12月1日 | 金 | 9:30-10:00 | reflection | CI | 鳴門教大 | |
10:00-11:30 | 中学校における数学教育の実際-(II) | 金児 正史 | ||||
13:00-14:30 | 確率に関する基礎的な内容 | 村田 博 | ||||
14:30-17:00 | (2)(3) | CI | ||||
2日 | 土 | |||||
3日 | 日 | |||||
4日 | 月 | 9:30-10:00 | reflection | CI | 鳴門教大 | |
10:00-11:30 | 教材化のための考え方と方法 | 齋藤・服部 | ||||
13:00-17:00 | (2)(3) | CI | ||||
5日 | 火 | 9:30-10:00 | reflection | CI | 鳴門教大 | |
10:00-11:30 | ベースライン調査の報告と討議 | CI・鳴門教大教官 | ||||
-17:00 | 教科のセッション | CI・鳴門教大教官 | ||||
6日 | 水 | 9:30-17:00 | 教科のセッション | CI・鳴門教大教官 | 鳴門教大 | |
7日 | 木 | 午前 | ワークショップの全体セッションの完成 | |||
午後 | ワークショップの理科教科セッションの完成 | CI・鳴門教大教官 | 鳴門教大 | |||
8日 | 金 | 9:30-11:30 | 成果報告会 | CI | 鳴門教大 | |
11:30-12:00 | 閉講式 | 溝上学長 西村学部主事 斉藤運営評議員 広大長尾教授 |
鳴門教大 | |||
9日 | 土 | 移動(鳴門→大阪) | 大阪 |
(2)研修テーマによる研修員と担当教官によるゼミ形式の研修
(3)研修員個人または数学グループによる自主的研修
研修参加資格要件等
1)正式手続きにより、応募国政府から推薦された者。
2)現在、ムプマランガ州で理数科教育現職教員研修に携わる者。
3)3年以上の実務経験を有する者。
4)大学卒業者、またはこれに準ずる学歴を有する者。
5)50歳以下である者。
6)健康である者。
7)兵役に就いていない者。
(2)人選方法
本コースの応募要領に基づいて、応募国政府から提出された要請書により、主に応募条件の具備程度、要請度合等を総合的に検討し、広島大学教育開発国際協力研究センター、鳴門教育大学及び国際協力事業団で協議して選考する。
(3)定員
9名(平成12年度は10名)
研修実施体制及び運営
・広島大学/鳴門教育大学
1.技術研修日程の作成
2.講師の選定、手配
3.テキスト、資機材の手配
4.研修施設の手配
5.研修視察旅行、見学先の計画・手配
・国際協力事業団中国国際センター
1.研修実施要領の作成
2.研修実施経費の負担
3.研修監理員の配置
4.研修員諸手当の支給
5.開閉講式、評価会、反省会の開催
6.研修実施報告書の作成
(2)コース運営上検討事項が生じた場合には、広島大学、鳴門教育大学、JICAが協議を行うものとする。
(3)研修期間中、国際協力事業団は研修監理員(財団法人日本国際協力センター)を配置し、業務調整及び通訳業務にあたりコースの実施運営の円滑を図るものとする。
研修・宿泊施設
1)広島大学 教育開発国際協力研究センター
〒739-8529広島県東広島市鏡山1-5-2
電話0824-24-6958
FAX0824-24-6959
2)鳴門教育大学
〒772-8502徳島県鳴門市鳴門町高島字中島748番地
電話088-687-6000
FAX088-687-6402
3)国際協力事業団中国国際センター
〒739-0046 広島県東広島市鏡山3-3-1
電話:0824-21-6310
FAX:0824-20-8082
(2)宿泊施設
1)広島
ひろしま国際プラザ
〒739-0046 広島県東広島市鏡山3-3-1
電話:0824-21-5800
FAX:0824-21-5731
2)鳴門
ビジネスホテル北洋
〒772-8502徳島県鳴門市撫養町大桑島字すべり岩浜51-1
電話088-685-8883
FAX088-685-9333
付帯研修プログラム
JICA中国国際センターにおいて、来日翌日から、来日事務手続き、滞在諸手当の支給及び日常生活の一般留意事項についてのブリーフィングを実施する。
(2)ジェネラルオリエンテーション
ブリーフィングの他3日間、日本滞在中の必要知識として、日本事情の紹介を中心としたジェネラルオリエンテーションを(1)と同様実施する。
研修の評価
(1)最終評価会
所定の報告書を提出させ、研修到達目標の達成ならびにコース全体の成果について感想、提案を求めるために討論形式による意見交換を行う。
(2)反省会
提出された報告書類、講師の意見、見学先の感想、評価会における発言等を総合的に分析し、本コースの評価を確定するとともに、次回コースの基本計画の改善を図るために協議する。