Education Sciencesに論文が掲載されました
Education Sciencesに論文が掲載されました。
メキシコでは最近、基礎教育にNueva Escuela Mexicana(NEM)を導入しました。
これは、より有意義で文脈に即した、包括的な学習環境の創出を目的としています。
本研究では、NEM導入初年度におけるステークホルダーの経験と見解を調査しました。
メキシコの3つの州にある12の小学校で、計79件の半構造化個人およびグループインタビューを実施しました。
学習者、教師、校長、教師トレーナー、および地方および地域の学校監督官など、計168名がインタビューの対象となりました。
この研究により、ステークホルダーはNEM改革について、さまざまな肯定的な見解と否定的な見解を持っていることが分かりました。
参加者は、新しいアプローチを通じて培われる基礎知識の不足、特定のカリキュラム内容(例えば、ジェンダーやセクシュアリティ)に対する疑念、明確な指導や研修の不足など、いくつかの懸念を報告しました。
本稿では、他の国の政策立案者にも関連する可能性がある政策提言を行っています。本研究の限界と今後の研究に向けた提言についても考察しています。