広島大学教育開発国際協力研究センターCenter for the Study of International Cooperation in Education Hiroshima University

【The CICE Seminar No.223/The IDEC Seminar No.77 】Researching Sustainability Methodological Perspectivesを開催しました(2024年12月6日) 

 2024年12月6日、広島大学IDEC棟のCICEセミナールームにて、「Researching Sustainability: Methodological Perspectives」をテーマに国際シンポジウムが開催されました。
 本シンポジウムは、持続可能性の概念を深く探求するための多角的な方法論やアプローチを共有し、研究者や学生間で活発な議論を促進する場となりました。
招待講演 
  シンポジウムではリーズ大学のPeter Sutoris先生と、慶應義塾大学のMatthew Waldman先生にご講演いただきました。
 Peter先生は、サステイナビリティを深く理解するための具体的な手法に関する内容でお話ししていただきました。Waldman 先生は、サーキュラーデザインとその取り組みについてご講演いただきました。
 お二人の講義は参加者にとって非常に興味深い内容となり、講演後の質疑応答では、シンポジウム参加者から多くの質問が寄せられ、予定質問時間を超えるほど活発な議論が行われました。 
学生発表 
  二名の先生からの講演に続いて、広島大学大学院生4名(Ateffa Jalali, Hitomi Sato, Moe Asano, Takuma Hattori)による研究発表が行われました。
 各発表では、自身の研究内容と特に研究における方法論が詳細に説明されました。発表後、招待講演をいただいたお二名の先生から各発表へのフィードバックが行われ、研究の方法論に関する具体的なアドバイスや、研究をさらに発展させるための視点が提供されました。
 学生たちにとって非常に有益な機会となり、また、いただいたコメントは、他のシンポジウム参加者にとっても学びの多い内容でした。 
シンポジウムの意義と成果 
  本シンポジウムは、持続可能性の研究における多角的な視点と方法論の重要性を再認識させる場となりました。
 講師陣の専門的な知識と洞察、学生たちの熱意ある研究発表、そして参加者からの活発な質問が融合し、それぞれが持続可能な未来を考えるきっかけになりました。
 このシンポジウムを契機に、持続可能な社会の実現に向けたさらなる研究と交流が進むことが期待されます。