広島大学教育開発国際協力研究センターCenter for the Study of International Cooperation in Education Hiroshima University

国際教育協力論集 第12巻 第2号 2009年10月

研究論文

ザンビア基礎教育における計算能力の診断的評価に関する研究 ―弁別性と教授的示唆に注目して―
The Diagnostic Evaluation of Pupils Performance in Basic School in Zambia -Focusing on Discrimination of Performance and Educational Suggestiveness-
内田 豊海 (広島市立大手町商業高校)
Toyomi Uchida
ケニアにおける就学前教育の現状と課題 ―ラム島・キプンガニ集落を事例として―
A Study of Early Childhood Development in Kenya:Case Study of Kipungani Village in Lamu Island

中川 真帆 (元大阪大学大学院)

内海 成治 (お茶の水女子大学)
Maho Nakagawa
Seiji Utsumi

ランダム化フィールド実験による教育プロジェクトの費用効果分析 ―ケニアを事例に―
Cost-Effectiveness Analysis of Education Project Evaluation by Randomized Experiments:The Case of Kenya

小川 啓一 (神戸大学)

中室 牧子 (コロンビア大学博士課程)

星野 絵里 (コロンビア大学博士課程)
Keiichi Ogawa
Makiko Nakamuro
Eri Hoshino

研究ノート

我が国の成人識字教育協力の現状と課題

三宅 隆史 ([社]シャンティ国際ボランティア会[SVA])

小荒井 理恵 (教育協力NGOネットワーク[JNNE])

基礎教育と理数科協力の小規模・多目的プロジェクトの事例報告 ―タイ国IPSTにおけるJICAボランティアによるモデル学習題材と 教具開発、および辺境地校への提供(2007~2009年)―

大隅 紀和 (京都教育大学名誉教授)

教育プログラムのボロウィング・レンディング ―授業研究を例に―

小野 由美子 (鳴門教育大学)

バングラデシュ教育NGOにみる女性の社会参加の源泉としての イスラームと多元的発展観

大橋 知穂 (国際協力機構)

丸山 英樹 (国立教育政策研究所)

開発途上国における二部制授業と学力確保のジレンマ ―南米チリの挑戦―

斉藤 泰雄 (国立教育政策研究所)

新時代の国際教育協力と日本への期待 ―理念・理論・援助モダリティ―

吉田 和浩 (広島大学教育開発国際協力研究センター)

ブータンにおける青少年の生活満足度に関する一考察 ―働きながら学校に通う子どもの自尊心に注目して―

櫻井 里穂 (広島大学教育開発国際協力研究センター)

ケニア農村部における小学校就学の実態と意味 ―生徒、教師、保護者へのインタビューを通して―

澤村 信英 (大阪大学大学院人間科学研究科)

伊元 智恵子 (広島大学大学院国際協力研究科博士課程前期)

タイ国立大生による自発的農村開発支援キャンプの活動趣旨と 大学生の資質について

恵木 徹待 (広島大学教育開発国際協力研究センター)

教育改革に反対する教員組合運動の一考察 ―ボリビア農村部教員組合初期指導者のライフヒストリー分析を通じて―

岡村 美由規 (広島大学教育開発国際協力研究センター)

国際教育協力における授業研究アプローチの可能性 ―ザンビアの事例をもとに―

馬場 卓也 (広島大学)

中井 一芳 (国際協力機構)

ケニアの伝統的な社会における教育の意味 ―ラム県とナロック県の比較から―

高柳 妙子 (元広島大学教育開発国際協力研究センター)

ケニア初等数学教科書における学習活動の考察 ―表現形式に焦点を当てて―

松永 彩 (広島大学教育開発国際協力研究センター)

調査報告

マラウイの初等教育無償化後の現実 ―学校レベルの質的改善―

澤村 信英 (大阪大学大学院人間科学研究科)